やあ、ジェームズだ!
みんな元気かな?
年始の暴落もはねのけて、XMの塩漬けポジを解消できているわけだけども、
さらなる高値を目指すには材料不足かな、という感じ。
この時点でドル円は順調そのもの・・・
だけど、この時点で中国ではもう感染がかなり広がっていた・・・
まだ為替や株式市場にはぜんぜん影響は出ていないね。
誰もここまでの騒ぎになるとは思っていなかった段階だろう。
そして、1月22日のチャート。
この時点でドル円にも変化の兆しが見られる。
前日に、アメリカのシアトルで新型肺炎の感染が確認されたというニュースが入り、
かなり円高が進んだ。
アメリカに影響が出始めて、やっと市場がリスクを認識し始めたってことかな。
そこからは新型肺炎に対するリスク懸念が増大。
ドル円は転がり落ちるように下へ。
週明け1月27日の時点で、窓を開けて50日線を下回る事態に・・・
うーん、これはまた判断を迫られる相場になってきたぞ・・・
FOMCの通過やアップル社の好決算が相場を支えたものの、
感染の拡大は止まらず、中国における死者はとうとう300人を突破。
ドル円も支えきれずに200日線にまで到達してしまった。
ここが上昇トレンドと下降トレンド、最後の分岐点だろう。
ここを下抜けしてしまったら、ポジションの整理を考えないといけないかも・・・
しかし、そこへ中国政府が間髪入れずに資金供給を決定。
週明けの暴落を阻止し、ドル円は一気に上へ。
中国人民銀が連日の大規模資金供給-人民元も本土株も上昇(ブルームバーグ)(注1)
経済に関しては中国はいつも思い切った手段に出るなあ、という印象。
おかげでポジション整理を検討しなくてもいい水準にまで回復してくれたね。
これはありがたい・・・
資金供給のあとも一過性の上げにとどまらず、
緩やかではあるが連日、ドル円は上がっていく。
結局あの暴落に近い下げも、新型肺炎のリスクというよりは、
上海市場の暴落を懸念してのことだったのかな?
これならまた次の塩漬け解消も期待できるかもしれない・・・
が、さすがにそこまでは甘くなかった。
雇用統計はそこそこの数字だったものの、ドル円は頭打ちに。
1月米雇用統計は良好。しかし、ドル/円は110円に届かず(トウシル)(注2)
水曜日に出たADP雇用統計の結果がかなり良く、
ハードルが上がりすぎてた感があるね。
新型肺炎も終息の目処が見えないし、こっからまた下がるかもなあ・・・
慎重に推移を見守るしかないね。
では
次回もまたよろしく!
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